お子さまが成長し親元から離れ、社会とつながって行く時、つながらなければならない時、どんな力が備 わっていたら生きやすいのでしょうか?将来を見据える支援とはなんでしょうか? 「にじのはし」ではこのように考えます。
社会に出たとき、環境に適応できる力
社会という他人が含まれる集団の中で、どのような人間関係を築いていけるかが、生活して行く上、生きて 行く上でとても重要なことです。 環境に適応できる力をつけるために、「にじのはし」では、次の3つの考え方 を大切にして、お子さまの支援にあたっています。
1.楽しく! 思い切り! 夢中になって! 遊んでもらう
何よりも大切なのは、「楽しく遊ぶ」こと、本人が楽しいと感じられる活動や環境づくりに取り組みます。
2.発達段階を探り、コミュニケーションスキルを育む
一人ひとりの発達段階を丁寧に探り、本人の意思の表出や受容、また、気持ちの切り替えや、活動の後のクー ルダウンがスムーズにできるよう、コミュニケーションの支援を行います。
3.関わりを持たせ、他人を受け入れる力を育む
子ども同士または、大人とのが関わりが持てるような活動に重きを置き、その関わりの中で相手に受容され ることで、他人に対する信頼感を抱けるように支援していきます。 時には、意思が伝わらなかったりして、衝突が起きることもあるでしょう。その中で葛藤や試行錯誤を繰り返 しながら、「自分を押さえること」や「ルールを守ること」「善と悪の判断」などを身につけいってもらえるよ う、一人ひとりに合わせた無理のない関わり方を探っています。